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代表メッセージ

「誰のために」保険業に携わるのかを自問し続けて

私は、ある保険代理店に入社してこの業界に足を踏み入れました。保険業界にどっぷりと携わり、そこで17年ほど働きました。そこで、生命保険とコンサルティング業に面白味を感じて独立を決めたのが25年前のことです。

正直なところ、若かった頃の私はとにかく、自分の商売を成功させたい一心でした。社長業には、社員とその家族に対する責任がマスト。しかし、当時はそこまで深く考えられませんでした。
徐々に事業規模が大きくなり、後継者コースを受講した息子が私の会社で一緒に働くようになりました。しかし、保険業界は数字の世界です。他の社員と平等に扱っているつもりでいても、どこかで甘えさせたいという思いを社員のみんなも、きっと感じただろうと思います。
後に息子は「保険業は自分に向いていない」と会社を辞め、前職の業界に戻っていきました。事業承継の難しさは社会問題にも取り上げられますが、後継者選びは本当に難しいと、身をもって感じました。

息子が自分の意思で会社を退いて以後、逆にフラットな気持ちで社員に接することができるようになった気がします。次第に「誰のための会社なのか」についての意味付けが変わっていきました。
保険コンサルティングを行う会社として「お客様のため」は大前提。ですが、何より「社員と社員の家族のために」という思いを常に持ち続けています。社員がいてくれるおかげで、私の今の立場があると思っていますし、会社の方向性や理念をきちんと共有しながら組織力が強まっていることを実感しています。今では、保険プランニング大分の企業理念の1つに「仕事を楽しむ、楽しむために働く」を掲げ、その成果としてありがたいことに、直近10年間連続で業績を伸ばしています。

人のかかわりと組織力で
さらなる安心を提供する

保険業界で起こる組織変遷の中で、わが社の体制も何度となく変化しましたが、現在はお客様が納得のいく保険プランに少しでも近づけられるように、生保8社・損保4社の保険商品を取り扱っています。
保険の営業は、プランニングする担当によって内容やアプローチがまったく異なります。それが正解だったのかどうかわかるのは、早くて1年後かもしれませんし、10年経っても成果がはっきりしない仕事です。
だからこそ、「自分が加入したい保険プランをお客様にご提案する」。自分ごととしてお客様にとって必要で価値ある保険商品をご提案することが重要になります。

ご契約者様の業績や運営状況、考え方もそれぞれですし、時間がたてば経験や考え方は変わっていきます。ご契約者様のタイミングに合うように、継続的にコンサルティングをすることで、きっと正解に近づいていけるでしょうし、私自身、そんな「明確な正解」がないところに保険業界の面白みを感じています。
本来、ご契約者様が「掛けた保険がムダだった」と言われる状況が、事故・有事のない平穏な日々の証なので、これは何とも因果な仕事です。ですが、やはり法人保険は社長業を担われる方々が事故に対してきちんと備えて、安定経営を継続するために欠かせない責任の担保です。

法人保険では、保険の内容をきちんと見極め、必要十分な備えをすることと同時に、スピード対応がキモとなります。
会社内または第三者が絡む事故発生は、早急に対応して迅速に解決へ導くことが最も大切です。そのために、保険プランニング大分では分業化とシステム化を図り、お客様に会って行うべきコンサルティングへ営業担当が集中できる環境整備の構築に努めています。

また、営業社員の専門性とスキルを向上させることで、お客様の相談にもクイック対応できる人材育成を行っています。
時代の流れやニーズ、法制化によって保険商品はどんどん変化していきますので、保険知識の底上げを図りながら、常に新しいコンサルティングを実践していきます。

そして、みなさんにお会いした回数の分だけ安心感を抱いていただけるのも保険業界の魅力の一つだと感じています。私どもといろんなお話をしましょう。ささいな悩みや不安ごとでも結構ですので、お気軽にお尋ねくださると幸いです。